花紋 × 杉坂焼 圓光窯teahouse kamon × sugisakayaki_enkougama
圓東 秀章ENDOU Hideaki
- 杉坂焼 圓光窯
- 岡山県美作市豊野93−1に位置し、1986年にのぼり窯を築窯。
史跡「杉坂峠」が近くにあることから「杉坂焼 圓光窯」と名付けた。
初代の父 順一は、手びねりの技巧を用いて備前の粘土で作品作りを行なう。 布目模様の作品が特徴である。70歳頃から十二支の作製を手がけ多くの人から圓光窯の十二支として人気を集めたが、80歳で他界した。
秀章は、学生時代から陶芸に興味を持ち、教員時代は父の手伝いと自分の作品作りを趣味として続ける。教員を退職後、父の後を継ぎ作陶に精を出している。
備前の粘土を、手まわしろくろの紐づくりと、鋳込み、たたら作り等で作品を形成し、のぽり窯・灯油窯で最高温度1220〜1230度まであげて焼きしめをして作品を完成させる。
備前の粘土は、急激な温度変化に対応できない粘土なので、のぽり窯では松割木を使用し約8日間かけて焼きしめている。
杉坂焼 圓光窯の焼きしめた作品は、使い込むほどに深い味わいを醸し出し、独特の風合いが増していく。
焼きしめ本来の経年変化をお楽しみください。
- 1951 美作市豊野に生まれる
- 1974 中学校保健体育科教員となる
- 1986 杉坂焼圓光窯築窯する
- 2007 中学校教員を退職する
- 現在 誕生寺支援学校非常勤講師
- 2001年から津山市加茂町で毎月2回陶芸教室を開催